Sea in the night



たった今、海から帰ってきました。
夜の海はすごく素敵で、静かで、大きくて神秘的。
暗くて青くて明るくて、近くて広い。


政治の話なんかしてたけどじつはあまり頭に入ってこなくて、
というのもきっとこんなに夜遅くまで外に出ていることが久しぶりだったのかもしれないけれど、
なんだかとにかく特別な、霊的な瞬間だった。


アラスカ/ポーランド/日本
3つの文化が英語でつながってく。
うまく言葉に置き換えられていく。


あぁ世界に行くことはやっぱり逃げることなんかじゃない。
私はこの街で十分すぎるくらい過ごした。
私は8割の住人のようにここにこれといって理由もなく居続けることはできない。
理由のある場所にいくんだ。
住むんだ。
好きなんだ、社会的な生活を、本当に文化的な、社会の、歴史の一員だと思えるような瞬間、場所。


理由もなく日本に居続けられない。
ここには戦争がない
ここには政治がない
ここには飢餓がなく
ここんは怒りがない、それこそが私が求めているものなのだと思う。


怒り。
怒りがないと幸福の入り口もない。


本当は眠りたくない
眠れない
だけどきょうはそんな海と英語を胸に、ふとんにはいろう。