あたらしい、あたりまえ。

toshimi20102010-03-24

松浦弥太郎


目黒にCOWBOOKSというブックカフェを経営していて、暮しの手帖の編集長をしているひとなのだけれど、今日は素敵な魔法を手に入れたのでちょっと紹介。


そのまえに。
わたしは、雨の日が苦手だ。


私の大好きな友人は雨の日が好きだけれど、やっぱりあんまり好きになれない。


BeRLINという映画で、主人公が楽しそうに赤い傘をさして雨を浴びるためみたいにわざわざ外に出るシーンがあって、
それを素敵だなと思った私は、傘を買うときは赤一色のやつを買うようにしていたり。


雨の日に行きたい喫茶店と文庫本をチョイスしてみたり。


雨に負けないように工夫をしているんだけど、
今日から私は雨の日が楽しみなのである。


新しい私の雨の日魔法。それは
「花屋に行く」


ーー本文より一部引用ーーー
雨の日には、花を買います。
花屋に行って「そのとき」のきれいな花を選ぶというのは、自分の美意識を刺激される行為だと実感します。
パーティーのためでも、誰かへのプレゼントでもない。
週に二回くらいの頻度で花屋に行く暮らしは、たいそうな贅沢。たった1本の百合の花を近くで買い、包みもしないですぅっともち、そのまま歩いて帰ってくるのです。



松浦さんは切り花を花瓶に飾ることで部屋の彩りを良くし、気分をあげましょうということでこの文章を書いていたのだと思うのだけど、
わたしは将来的にたくさんのグリーンがあふれる部屋に住みたいと思っているから、雨の日はなにか育てるための鉢物をひとつづつ買い足すということにした。数百円の安いものをひとつ。
花屋に行く道のりはもちろん、30分ほどかけてじっくりと今日の一鉢を選び、
帰ってきてから植物図鑑をひっぱりだして、栽培方法を調べたりする時間まで、ずっと楽しく過ごすことができた。


雨の日には花屋で今日のお気に入りさんをひとつ見つけて買う。
今日ははじめて雨が降ったので早速実行。
ちょっと冬っぽい、雪化粧したような葉っぱが気に入ったので今日のお気に入りは「ピレア」という観葉植物。



新しい私の雨の日ルール。
むしろ雨の日が楽しみで仕方なくなっちゃった。