渋谷とわたし

今日、渋谷にユニクロがオープンしたらしい。
先月結構足繁く職場探しで訪れていたし、スクランブル交差点をスクーターで通り抜けたりが日常だったから少し身近な町。
インタビューを受けている女性客の映像、背景に映るビル群も、もうわたしには『この世のもの』だ。
東京生活はひとまず終わりを迎えたのだけど、小説や、映画や、ニュースの中で多用される「東京」の目撃者となった今は、世界が少し広い。


渋谷に、ユニクロがオープンすれば、その影響を考えるし、
イギリスのパブで4月から飲み放題が禁止になったと聞けば、社交界にどんな変化がおこるのか気になる。


こうやって個人の世界って広がって行くんだなと思う。
世界と生きていくためには、その地を踏むこと、文化を見つめること。
新しい場所で生活することは、少しの間でもその地域の自治へ直接関与して、感情を揺さぶられること。
世界が広くなれば、それだけ時代の目撃者になれるということだ。


東京は間違いなく時代を作っている場所だ、だからわたしはきっと帰るんだろうな。